産学連携(共同研究)

信州大学繊維学部と産学連携(共同研究)

研究題目     
植物由来の高強度グリーン材料の開発と試作

研究目的及び内容
環境にやさしく、地元で自産したケナフー植物を利用して、金属が代替でき、低コストで
成形できるグリーンコンポジットを提案、新製造方法を開発し、その方法の有効性を確認する

令和5年6月1日より信州大学繊維学部と共同研究を特任教授 鮑力民 先生主導のもと、進めてまいります

原料のケナフ栽培を弊社が担当し、環境に優しく二酸化炭素の削減に役立つバイオマス材料を創出いたします

グリーンコンポジット
(生分解性複合材料、環境調和型複合材料)
グリーンコンポジットは、天然繊維(ケナフ等)を強化材とし、植物系の生分解性樹脂を母材とした複合材料です
そのすべてが生分解可能であるから環境に優しい材料です
製造時のCO2排出量がABS樹脂と比べて約半分になり、廃棄時もCO2排出量が削減されます

プラスチック
→1kgを焼却した場合、CO2排出量は約2.6kgs
生分解性プラスチック(Mater-Bi)
→1kgを焼却した場合、CO2排出量は約1.6kgs
→1kgをコンポストした場合、CO2排出量は約0.6kgs
コンポスト(微生物の働きにより発酵・分解して堆肥を作ること)